こんにちは!!
さて、妊娠、出産で骨盤は開く!?ですが結論から言うと必ず開きます。

むしろ開かないと2500グラム~3000グラムの赤ちゃんが骨盤の中で育たないですし、その大きさの赤ちゃんが出てくることを考えると開かずしてどうやって出てくるのか?!となります。

では、どこがどうやって開くのか!?ですが3箇所開く(緩む)ところがあります。
それは、骨盤前の【恥骨結合】とお尻の【仙腸関節右側】【仙腸関節左側】です。
開くと言っても完全に関節が離れ切るわけではありません。
もともと強靭な靭帯でくっついているので頑丈なのですがホルモンの分泌によりくっつきが甘くなります。

イメージで言うとネジのナットが緩くなって固定が甘くグラグラする感じです。

通常分娩、帝王切開、無痛分娩さままざまな出産方法がありますが出産するための体の準備は皆さん一緒です。

膣から赤ちゃんを出す為に必ず【骨盤の裾が開きます】

赤ちゃんの頭が出てくるスペースを開けるイメージです。
同時に相当な圧力で(踏ん張り)で赤ちゃんを出す為中の圧力が高まり矢印方向に開きます。

帝王切開の方も膣からは出さないにしても体はこの工程を出産に向けて着々と進めています。
また、子宮頸部を通って赤ちゃんが出産しない帝王切開ではホルモンの分泌の切り替えが上手くいかず通常分娩の方よりも骨盤の閉まりが遅いです。

たとえお産後スムーズ、産後とくに不調がなかったとしても妊娠と出産のプロセスを踏んでる以上、骨盤を締める矯正をすることは将来にも繋がりますのでおすすめします!

産後の骨盤矯正は3年、5年、10年と年月が経ってからできるものではありません。

産後の限られた期間でしっかり元に戻してあげることが大切です。